壁面収納を設置するときに注意しなければならないのが、壁を傷つけないという点でこれは当たり前のように思えますが、意外と意識していない人が多いです。
穴をあけるわけじゃないし大丈夫だろうという安易な感覚で設置して、ふとしたときに移動させてみると傷がついていたというケースは少なくありませんから、対策は設置前にしっかりやっておかなければなりません。
これは賃貸で生活している人はもちろん、持ち家で生活している人もできるだけ綺麗な状態をキープするために大切なことです。
それではどのように設置すれば壁面収納で壁を傷つけずに済むのでしょうか?
まずはじめに壁面収納と壁の隙間を少し空けることが重要で、完全に密着させてしまうと摩擦によって傷がつく可能性があります。
ただ密着させているだけで動かさないから大丈夫なのでは?と思うかもしれませんが、壁面収納にしまってあるものを取り出すときのちょっとした動きで摩擦は起きますし、一回や二回では大した影響はなくてもそれが積み重なれば少しずつ傷がついてしまいます。
また壁面収納を動かすときや、長年使っていると床に傷がつく可能性もあります。
ですから壁面収納を置く場所にはシートを敷いてから設置するなどの工夫が必要でしょう。
耐震機能のついたシートも販売していますので、そういったものを使えば床も傷つきませんし地震対策もできるので一石二鳥です。
さらに壁面収納を並べて設置するならコンセントの位置を確認してからでないと、隠れてしまって使いづらくなるので注意してください。
以上の点を守れば綺麗に壁面収納を設置できるはずです。